知っておこう性感染症・HIV
セックスをするうえで知っておかないといけないことは性感染症。ここでは性感染症の中でもエイズ・HIVについて解説しています。
エイズは感染経路がわかっているので、予防できる病気。それでもここ最近では日本人の感染者が増え続けています。他人事と思わないできちんとした知識を身につけておきましょう。
感染経路の割合
HIVウィスルは、血液・精液・膣分泌液・母乳が感染源となり、体内にウィルスが入ることによって、感染します。感染経路は3つに限定されていますが、セックスによる感染がほとんどです。
エイズ・HIVは他人事だと思っていませんか?
実は1日に4人が感染・発症しています。
2012年の時点では、1日に4人がHIVに新規感染または、エイズ発症をしています。
どの世代からも感染者は発生しています。
新たな感染者は20代・30代で約7割を占めますが、それ以降の年代でも感染者が増えてきていて、どの世代でも注意が必要です。
どうすればエイズ・HIVを防げるの?
エイズは予防しなければ誰でもかかる可能性のある病気です。予防さえきちんとすれば防げるので、きちんと予防するようにしましょう。
予防法や知識を紹介しますので、感染対策を学び、ぜひ予防にお役立てください。
コンドームの使用を忘れずに、セックスの時は必ず着用を
- 中身を傷つけないように開ける。
- 精液だめ(先端の部分)をつまみ、空気を入れないようにする
- 根元まできちんとかぶせる
セックス時に正しくコンドームを使えば、体内にウィルスが入るのを防ぎ、HIVの感染を予防することができます。
避妊はできても感染は防ぐことができません。
ピルは避妊には有効ですが、HIVを含む性感染症の感染を防ぐことはできません。感染よ簿には必ずコンドームを併用することが大切です。
日常の生活で感染することはまずありません。
- せき・くしゃみ
- トイレの便座・ノブ
- お風呂・プール
- 握手・軽いキス
- 同じ料理をつつく
これらのような日常生活では、感染する子はありません。HIVは感染力が弱いウィルスのため、日常生活の中ではセックス以外感染することはまずありません。ただ、念のためカミソリや歯ブラシなど血液は付着する可能性のある者の共有は避けるようにしましょう。
感染を防ぐにはコンドームを正しく使用することが大切。
コンドームを使用するときは
- 性交の最初からつける
- オーラルセックスもコンドームを着用する
- 使用期限を守る。
- 財布など劣化しやすい財布などに保管しないようにする
もしかしたら感染?不安を感じたら検査を受けるようにしましょう。
HIVは早期に発見すれば、治療でエイズの発症を餌得ることができます。不安を感じたら、必ず検査を受けましょう。感染しても自覚症状がほとんどないため、知らない間に他人に移してしまう可能性があります。
HIV検査だけが唯一の方法です。
検査は全国の保健所で、無料・匿名で受けられます。簡単な血液検査ですが、感染の可能性のあった日から3か月以上たたないと検査で確認することができません。
実施施設無料
- 保健所有料
- エイズ治療拠点病院有料
- 一般の医療機関
受け方
- 保健所に電話して、相談確認をする
- 検査当日・カウンセリングや採血
- 体面による結果説明・相談
通常は1から2週間かかりますが、検査結果が因性の場合は即日で結果が出る場合もあります。
治療のタイミングを逃したり、他人に感染させてしまう恐れ場あります。
HIV感染からエイズ発症に至るまで長い期間があります。無治療では死に至ることもある病気です。早期発見で治療に臨めばエイズの発症を抑え、通常と同じ生活が送れます。
HIV感染
↓
潜伏期間(約10年)
自覚はないがこの期間中でも相手を感染させてしまう恐れがあります。
↓
エイズ発症
免疫力が低下して様々な重い病気にかかりやすくなる。
自分のためにも相手のためにも心配な時は検査を受けましょう
検査機関はインターネットでも探すことができます。
HIV相談マップ
http://wwww.hivkensa.com/
エイズ予防情報ネット
http://api-net/jfaq.or.jp/
探Q エイズ・HIV 参照