EDについて
男性にとって性交渉ができないとうことは大半の人にとっては、人生の大きな楽しみを失ってしまったといっても過言ではないでしょう。もしも自身がその状態になったとしたら、まずどうするでしょう？結婚している場合は妻に相談してみることもあるでしょう。独身の場合だと恋人や友人に相談してみるということもあるでしょう。しかし反対にあなた自身が友人やパートナーから相談されたとしても具体的で的確な解決方法を示すことがあなたにはできるでしょうか？
ここではED治療についての知識について解説していきたいと思います。
EDとは全く勃起しないことを言うの？
EDは「エレクタイル・ディスファンクション」（Erectile Dysfunction)の略で直訳すると勃起不全という日本語になります。しかし、この直訳と本質が少しずれている事をご存知でしょうか？
EDとは、全く勃起しないことではありません。
勃起するまでに時間がかかる。勃起の継続時間が短い。性交の途中でなえてしまう。日によって勃起しない。
これらのひとつでも当てはまるとEDという可能性があります。もちろん全く勃起しないのも確実にEDだと言えますが、勃起もするし性交渉もできるし射精もするという状態でも、EDだという可能性があるということです。
男性側の事情で性行為が不具合に終わってしまうことがしばしばあって、男性が性行為に満足できない場合はEDを疑ったほうがいいでしょう。
EDは生活習慣病
EDとは、一番かかりやすい生活習慣病とも言われています。生活習慣病では、糖尿病、脳卒中、心臓病、高血圧などが有名ですが、その中にEDも含まれます。日本でも１００万人以上の男性がEDであると推定されています。
生活習慣病は原因として体内の一酸化窒素の減少があげられます。一酸化炭素が減少することによって血管が硬化してしまい、このような生活習慣病を引き起こしてしまうのです。ペニスの血管が硬化することによっておこる病気がEDです。同様に心臓周りの血管が硬化したら心筋梗塞に、脳の近くの血管が硬化したら、脳こうそくになります。
EDが最もかかりやすい生活習慣病といわれるのは、心臓や脳と比べてペニスの血管は細いから硬化しやすいのです。体内の血管の不調は一番デリケートなペニスから現れるともいわれています。
インポテンツとEDは違う
よくインポテンツとEDは同じ同義語として理解されています。先ほども説明しましたがEDは勃起する人でも含まれることもあります。
まずはインポテンツについて解説したいと思います。インポテンツは【イン】=【ない】をあらわし、【ポンテンツ】=【能力】を表します直訳すると【能力がない】いうことになります。
手術の後遺症などで勃起に関する器官を損傷してしまい、全く勃起しない状態インポテンツと呼ばれています。
しかしEDの場合は、治療が可能なのでインポテンツとは大きく異なります。
ニュアンス的にはインポテンツは不能という意味があります。それだけでなく治癒しないや子孫を残すことができないという意味合いも含まれています。
さらにインポテンツには人格や差別的な意味合いを含む場合もありますので、学会のほうからインポテンツということがを医学の世界でも使用しないようになっています。
インポテンツとは
- 治療が不可能
- 子孫を残せない
- 勃起の機能が完全に失われている。
EDとは
- 勃起しないことではありません
- 治療は可能
インポテンツとは勃起が不可能の状態のことを刺します。EDは勃起が可能であり、治療もできるのでその点でインポテンツとは異なります。
EDの原因は気持ちや雰囲気？
男性が性交渉に臨んでなかなか勃起に至らない場合、一般には気持ちや雰囲気に原因があることがあります。確かに過度に緊張したり、ムードが悪かったり、自分自身に自信がなかったりすると、その日は性交渉がうまくいかなかったと感じることがあった男性は多いのではないでしょうか？
この場合、気持ちや雰囲気が原因で性交渉の満足が得られなかった場合は一時的なものなので、このケースに関してはEDですらありません。
医学では、病気の原因をしばしば、心因性と器質性に分けて考えますが、EDと定義される症状に関しては心因性はなく器質性の原因だと考えられています。
つまりEDと診断される人は、気持ちの問題でなく体の問題という事です。EDは病気の種類的には血管の病気となっています。なので、普通の病期と同じくとらえてもらっても大丈夫です。適切な処置を施すことによって、治癒が可能です。多くの場合服薬やサプリメントでで治ることがほとんどなのです。
しかし、自分自身がEDかなと思っても、どこに相談に言っていいのかなかなかわからないし、周りに相談もしにくいものです。病院にかかるとしても、何かに行けばいいのかも思いつかない方も多いものです。原因によってかかる科は違うのですが、まずは泌尿器科への診察をお勧めします。泌尿器科への診断を決断できない場合はサプリメントなどを試してもいいかもしれません。
EDを治すために
EDの症状の原因としては、精神的な原因と、肉体的な原因に分かれます。精神的な原因はストレスやホルモンバランスによる情緒不安定などが主な原因になります。精神的な場合はEDとは診断されません。肉体的原因は、血管の機能に異常があると起こります｡なので、血管の機能が原因でEDになっている場合は病気だと診断されます。現在ではEDは病気であるというお医者さんもたくさんおられます。今では治療法や薬・サプリメントも色々と開発されていて、病院での的確な治療やサプリメントの服用ですぐに改善する方も多いようです。
病院に行くなら何科にかかればいいの
自身がEDだと自覚して病院に行こうと決断して、いざ何科の門をたたけばいいのか分からない。ED治療に通院されている方も始めてはそう考えた人が多いようです。EDの原因は様々です。精神的なものもあれば肉体的なものもあります。精神的な原因の場合は精神科と考える人もいるでしょう。しかしまずは泌尿器科の門をたたくのが正解です。精神的にデリケートな病気なので、実績のある病院をまずリサーチすることが大切です。できれば口コミなどを調べて実績な多い病院を選ぶようにしてください。
機能性勃起障害の分類
心因性勃起障害
性交渉での失敗や不安心理的ストレス、過労などが関与して発症する勃起障害
精神病性勃起障害
精神分裂病やうつ病などのきっかけで起こる勃起障害
器質性勃起障害
海綿体性勃起障害
陰茎の病気や外相などで陰茎海綿体の機能が働かなくなってしまい伸縮性が低下することで勃起障害が起こる
動脈性勃起障害
動脈硬化など骨盤内外の動脈の疾患などで起こる勃起障害
静脈性勃起障害
陰茎海綿体の血液流出がうまくいかなく勃起しない、勃起時の静脈閉鎖機構の機能障害
神経性勃起障害
前立腺がん膀胱がん直腸がんなどの骨盤内臓器手術、骨盤骨折、糖尿病などによる末梢神経の障害による勃起障害
脊髄損傷などの脊髄の障害による勃起障害
脳血管障害頭部外傷パーキンソン病などによる中枢神経の障害が原因で起こる勃起障害
混合性勃起障害
降圧薬や向精神薬、胃潰瘍などの薬剤の副作用で勃起障害が起こることがあり、脳での性的興奮を抑えたり、ホルモンバランスに影響することなどもあり、混合性勃起障害とされる
新婚性勃起障害
性の知識経験が少なく新婚言う特殊な環境のプレシャーによっておこる勃起障害
天然滋養成分とは
- 天然：原料から成分を変質させたり、加工したりしないでそのまま使用するということです。
- 滋養：体に良いとされる成分のことです。
- 強壮：短期間のうちに体を強くする成分のことです。
